【オナ禁の効果と嘘本当】メリット・デメリット|セックス時の早漏/遅漏との関係
オナニーを禁止するという行為は、人間の三大欲求の一つである性欲を絶つという行為です。
射精の快感を知ってしまった後で、オナニーを禁止するというのは苦行ですが、
「その苦行を経ることで一つ上のステージに行けるのでは?」
~などと、ネットではまことしやかに語られています。
今回は、ネット上でまことしやかに語られているオナ禁のメリット・デメリットを紹介していきます。
オナ禁すべきかどうか迷っている人は、しっかりとオナ禁についてこのサイトで勉強していってください!
そして「オナ禁があなたにとって有用なものなのか?それとも害悪なのか?」を知りましょう。
【オナ禁の効果やメリットは?】
目次
ネット上に散見するオナ禁の効果やメリット
ネットで語られているオナ禁の効果やメリットを羅列していきます。
・睡眠時間が少なくても大丈夫になる。
・朝の目覚めがよくなる。
・抜け毛が減る、はげにくくなる。
・ヒゲが薄くなる。
・ニキビが改善する。
・ペニスが大きくなる
・髪の毛のつやがよくなる。
これらのことがオナ禁のメリットとして挙げられています。
この他にも、「運がよくなる、異性にもてるようになる、同性からもモテるようになった、顔つきが変わった」というものもあります。
特にオナ禁30日から50日目は、スーパーサイヤ人状態といわれる時期になり、これ以降は肉体的な変化というよりは内面的な変化がメインとなるようです。
例えば、カンが鋭くなる、物事の本質をとらえることが出来るようになる、人を見分ける才能の開花から、
・仕事をスピーディーにこなすことができる
・人生を変えることができる
・就活で好印象を与えることができる
・人付き合いが得意になる
・体臭がしなくなる
・恋愛が得意になる
などの効能がまことしやかに謳われています。
実際に、オナ禁アプリの宣伝文句にありますが、オナ禁をした程度でこのような能力が得られるはずがありません。
普通に考えれば誇大広告といった類のものでしょう。
実際問題、オナ禁をした程度でこのような能力が得られるのかといえば、そんなことは絶対にあるわけがありません。
はっきり言って、内面的な変化は後述する男性ホルモンのテストステロンとの関係によるところが大きいでしょう。
また、習慣的にオナニーのオカズ探しに費やしていた時間を、別のことに使用することが出来るとして、生活の質が向上したという意見もあります。
これに関しては、オナ禁の確かなメリットといえるかもしれません。
なぜなら、アダルト動画やアダルトサイトを見て回るのは、どう考えても建設的な時間の使い方とは言えませんから。
過度なオナニー習慣の問題点は、常にオカズを探さなければならない点にあります。
オカズ、つまりアダルト動画やアダルト画像などは、毎日見ていると慣れてきてしまい、徐々に過激なものでなければ興奮しなくなってしまいます。
オナ禁で早漏や遅漏が治る?関連性解説
AVを見過ぎる事のもう1つの弊害に「射精するまでにかかる時間が長くなり遅漏の原因となり得る」という事も見過ごせません。
遅漏は早漏よりも女性から嫌われますので、過度なオナニー習慣があるは、積極的にオナ禁することを推奨します。
女性にしてみれば、いつまでも挿入されていては性器も痛くなるし疲れてくるでしょう。
しかし、工夫次第で遅漏の欠点を補うことが出来ます。
まず、「遅漏であれば女性を中イキさせられる確率が上がる」これは大きなメリットと言っていいでしょう。
早漏はもちろん、早漏でも遅漏でもなく普通にセックスできる人でも、女性を中イキさせることは中々困難です。
恐らく、10回中10回とも女性を中イキさせる自信のある人は、殆どいないのではないでしょうか?
しかし、遅漏ならそれが可能です。
なにしろ挿入時間が長いのですから、中イキさせられる可能性はグンと高くなります。
でも、女性を中イキさせてからが長いので、嫌われるという訳です。
女性から離れ、女性に手か口で出してもらうか、自分で出せばいいのです。
もちろん女性には事情を話す必要がありますが、とにかく射精するまでセックスを続けると嫌われるので、このようにするほうがまだマシです。
女性のほうも、高確率でイカせてもらえるなら、中々射精しないのを多少不気味に感じても、それほど不満はないはずです。
ただし、「もしかして私ってゆるいの?」と女性が悩む可能性があるので、そうではないことはしっかり伝えてあげましょう。
また、床オナニーや強い力でペニスを握ってのオナニーについても、遅漏の原因になりますので、このようなオナニー習慣がある方は、オナ禁をして正しいオナニーの仕方、オナニー習慣の見直しが急務となります。
ちなみに、なぜ床オナニーやペニスを強く握るオナニーがいけないのでしょうか?
膣内の刺激が物足りないと、当然ながら射精するのが難しくなります。
そのため、遅漏になったり膣内で射精できない癖がついてしまうことがあるのです。
関連参考記事
⇒遅漏を改善する方法6選
このように膣内の刺激で射精できなくて遅漏になるのも困りますが、違うオナニーでは逆に早漏になってしまうこともあります。
それは、誰かに見つかる可能性があるために、手早くオナニーを済ませる癖がついてしまい、女性とセックスしてもすぐ射精してしまうというものです。
これは、寮生活などで複数の人と同じ部屋に住む生活が続いた場合に起こりがちです。
部屋で1人になったからオナニーしようとしても、いつ同じ部屋の人が戻ってくるかわかりません。
だから誰もいなくなった隙に手早くオナニーすることになりますが、これが習慣化すると早漏になってしまうのです。
※早漏改善するには「まずは原因分析」これが必須ですが、オナ禁記事とはテーマ違いなので、以下別記事で詳しく解説しています。併せてご覧下さい。
関連参考記事
⇒早漏を改善する最短の方法
【オナ禁のデメリットは?】
次に、オナ禁のデメリットを見ていきましょう。
・生殖機能が衰える。
・女性にもてなくなる
・体力が衰える
・男性的な魅力がなくなる
・早漏になる
・勃起時のペニスが小さくなる
・男性更年期障害になる
このようなデメリットがあります。
よく、オナ禁をすると女性にもてるようになったといわれますが、オナ禁をすると男性の魅力は低下します。
また、男性更年期障害になる可能性も否定することができません。
つまり、どちらかというと過度なオナ禁は害悪でしかないのです。
適度なオナ禁については、精力や性欲の増進に効果がありますので、推奨しますが過度なオナ禁は害悪でしかありません。
【オナ禁の嘘・本当】
オナ禁で語られるメリットの真相
ここからは、「オナ禁の嘘・本当」を見ていきましょう。
結論から言うと、オナ禁のメリットで紹介したものの大半がウソです。プラシーボ効果(偽薬効果)の可能性がきわめて高いといえます。
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【一息雑学】プラシーボ効果って何?
プラシーボ効果というのは、偽物の薬でも思い込みによって、服用すれば病気改善の効果があるという現象です。
病は気からという言葉があります。
「気弱になると病気になる」とか、病気になった場合に「気弱になると、それだけで病状が進んでしまう」ことを言ったものです。
これとは逆に、「これは効く薬だよ」と言ってビタミン剤を渡しても、「絶対効く薬」と思い込んだ人には本当に治癒効果があるというのも、同じ理屈から理解できる現象です。
つまり、悪いことでもよいことでも、人は本気で思い込むと意外な結果を生み出すことがあるということです。
それが顕著に表れるのが、偽薬を使って病気が治る「プラシーボ効果」なのです。
しかし、多くの場合プラシーボ効果とは逆の作用が働くことのほうが多いようです。
現在、実際に医療現場で行われていることですが、重症の癌患者に正直に癌であることを告知するかどうかという場面では、患者の性格を見極めて伝えるかどうか決めることにしているそうです。
患者の中には、普段から強気に振舞って「先生、悪い病気だったら隠さず教えてくださいね」などと言っている人が、いざ癌だと知った途端、急に弱気になって「俺はもうだめだ」と絶望し、その結果癌の進行が早くなるという事例があるそうです。
そういった経験から、医師は本当に告知していい患者とそうでない患者を、真剣に見分けているそうです。
癌患者によっては、しっかり告知して真正面から癌治療に取り組んだほうが治癒効果が現れる人もいるようですから、最近の病院ではできるだけ癌を告知する流れになっているとのことです。
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実際問題、オナ禁をした程度で抜け毛が少なくなるということが、本当にあるとは思えません。
つまり、
・肌が綺麗になる。
・睡眠時間が少なくても大丈夫になる。
・朝の目覚めがよくなる。
・抜け毛が減る、はげにくくなる。
・ヒゲが薄くなる。
・ニキビが改善する。
・ペニスが大きくなる
・髪の毛のつやがよくなる。
これらのメリットすべては偽物で、そのような気がするだけと断言できます。
おそらくこれも、前述のプラシーボ効果の逆バージョンなのでしょう。
オナ禁という、その人にとっては非日常的な行為を継続することで、何か新しいものを得たいという願望が、ありもしないものを作り出しているとしか思えません。
ただし、これとちょっとだけ似ていると感じるのが、いわゆる「断食」という修行です。
断食は、あえて食事をしないという、それこそ非日常的な状況に自分を追い込んで、霊感に近いものを得るための修行です。
断食すると、昨日まで順調に入ってきていた栄養が急に途絶えるために、体が緊急事態が発生したと誤認します。
体はこの危機的状況を打開するために、感覚を研ぎ澄まして突破口を見出そうとします。
その過程で、いろんな超自然的な体験をするというものです。
あるいは断食で得られる効果も一種のプラシーボ効果みたいなものかもしれません。
プラシーボ効果は偽薬効果と訳されますが、偽薬だからといって悪いことではありません。
それで効果があったのなら、その人にとっては立派に役立っているわけです。
では、なぜ「このような嘘がさも本当のように語られているのか?」
それは後述する男性ホルモンのテストステロンとジヒドロテストステロンが関係しています。
ただ、朝の目覚めがよくなるについては、これは本当かもしれません。
オナニーして射精すると非常に体力を使います。
そのため、オナ禁をすればその分体力を浪費しなくて済むので、当然、朝の目覚めがよくなるのかもしれません。
逆にいえば「適度な運動習慣がある方がオナ禁をしても、朝の目覚めがよくなるというメリットを甘受できるのか?」この点に関しては疑問が残ります。
中には、
という人がいます。
私も実際2017年までそれを信じて疑いませんでしたが、精子はオナニーをしようがオナ禁をしようが関係なく、体内で生成されます。
そして、精巣は3日で精子が満タンになります。
満タンになった場合、精巣が精子の生成をしなくなるのかといえば、実はそのようなことはなく、満タンになっても精子は作られ続け、古くなった精子は尿と一緒に体外に排出されたり、夢精という形で体外に排出されてしまうのです。
つまり、オナ禁をすることにより「精子がどんどん溜まって僕元気!」とはならないのです。
精子の生成はいうなれば髪の毛が伸びる、爪が伸びるなどのような、自分の意志ではどうにもできないことなので、オナ禁をすることなく適時、射精をして古い精子を体外に排出するということがなによりも重要なのです。
オナ禁は遅漏改善効果以外期待することができません。
オナ禁で語られるデメリットの真相
一方、デメリットの方はすべて本当です。
・生殖機能が衰える。
・女性にもてなくなる
・体力が衰える
・男性的な魅力がなくなる
・早漏になる
・勃起時のペニスが小さくなる
・男性更年期障害となる
整理しますと、オナ禁でいわれているメリットは遅漏改善効果やオナニーのおかず探しに使っていた時間を有効活用することができる1点のみなのです。
そしてデメリットは、紹介したすべてが当てはまるというということです。
【男性ホルモンとオナ禁】
オナ禁のメリットの誤解と密接に関係あるのが「テストステロン」と「ジヒドロテストステロン」です。
オナ禁のメリットの誤解1「テストステロン」
まず、テストステロンは、男性らしい筋肉や精力に関係のある男性ホルモンです。
つまり、男性が男性らしくあるためには必要不可欠なホルモンということです。
男性らしい思考や行動、精力や性欲に関してもテストステロンは密接な関係があります。
テストステロンは、20代をピークに減少の一途をたどります。
テストステロンは強いていえば、善良な男性ホルモンとも言えます。
このテストステロンが減少すると、勃起不全やメタボリックシンドローム(中年太り)をはじめとしたオッサン化が加速します。
穏やかになることは一見すればメリットですが、精力や性欲が低下したことの裏付けとというだけのことです。
テストステロンがきちんと分泌されていれば、異性にもてやすくなります。
テストステロンの分泌量が多いということは、それだけ男性としての魅力があるということです。
メタボリックシンドロームの男性にキュン!とくる女性も中にはいるかもしれませんが、きわめて稀でしょう。むしろそれよりも、多くの女性は筋肉質な男性らしい肉体を持っている男性に対して、ときめいてしまうことのほうが圧倒的に多いのです。
また、テストステロンの分泌量が過度に減少してしまうと、男性更年期障害になる可能性が高くなります。
この男性更年期障害になると勃起不全の原因になったり、うつ病のような症状が出ることもあります。
現在、男性更年期障害の適切な治療方法としてはテストステロン補充療法くらいしかありません。
テストステロンを注射して体内のテストステロン値を増やすという医療行為です。
テストステロン補充療法を行うと、外からテストステロンが入ってくるために、体の中でテストステロンを作る働きが鈍くなります。
なぜなら、体内で作らなくても補充できるのですから、体がなまけだすのです。かといって、テストステロンの補充をやめるとまた元に戻ってしまいます。
テストステロンを補充して一定の効果があり、その効果を維持したいならずっと補充し続けなければならないのです。
これは手間がかかるしお金もかかります。
また、テストステロン補充療法を行うと、前立腺がんの進行を早める副作用があります。
だから前立腺がんの人はこの療法を行いませんが、問題なのは前立腺がんの初期で、自分でも前立腺がんにかかっていることを知らない場合です。
知らないためにテストステロン補充療法を受けてしまうと、前立腺がんの進行が早まってしまうのです。
では、テストステロンの減少を食い止めるには、オナ禁は有効なのかといえば、そのようなことはありません。
(※これについては、この項にて後述します)
オナ禁のメリットの誤解2「ジヒドロテストステロン」
一方、ジヒドロテストステロンは5αリダクターゼという酵素とテストステロンが結合することで生まれる新しい男性ホルモンです。
このジヒドロテストステロンは、AGA(男性型脱毛症)、皮脂の分泌を促す(ニキビの原因)となるものです。
つまり、男性にとっては悪玉の男性ホルモンというべきものなのです。
「なぜジヒドロテストステロンが生成されるのか?」これはテストステロンの分泌量の減少が原因となります。
テストステロンの生成量が少なくなると、ホルモンバランスが崩れてしまいます。
それを防ぐために少量でも男性ホルモンとしては効果の強いジヒドロテストステロンが生成され、ホルモンバランスの崩れを防ごうとするのです。
そして「テストステロンの分泌量を増やすためには何が有効なのか?」というと、それはオナ禁ではありません。
オナ禁をしたとしてもテストステロンの分泌量が増えることはないのです。
一般的には筋トレをすれば、テストステロンの分泌量を増やすことができます。
また、肥満の改善でもテストステロンの分泌量は増えます。
テストステロンの前段階の性ホルモンは脂肪にある酵素に触れてしまうと女性ホルモンになり、テストステロンとはならないのです。
決して、オナ禁がテストステロンの分泌量をアップさせるわけではないことは覚えておいてください。
また、運動だけでなく精力増強サプリやペニス増大サプリを服用することにより、テストステロンの原料となる栄養素を体内に取り入れつつ、運動習慣をつけていくことが効率的にテストステロンを増やすことができる方法です。
どんなに運動してもテストステロンの原料になる栄養やテストステロンの生成をサポートする栄養素が足りなければ、テストステロンは作られません。
余談ついでに運動習慣についてですが、これも過度なものは害悪となります。
逆にテストステロンを分解する酵素の分泌が促進されてしまいますので、過度な運動習慣は控えるべきであり、健康維持程度の観点からも、軽い運動を継続することが重要です。
つまり、テストステロンの生成量を減少させなければ良い訳です。
むしろ、オナ禁をしてもテストステロンの分泌量は増えませんので、結局のところ長期のオナ禁は男性機能の低下や早漏、精力の低下につながるので、結果的にテストステロンの分泌量を低下させる可能性が考えられます。
テストステロン値は、過度なオナニーをすれば減少します。
ただし、1年も2年もオナ禁したからと言ってテストステロンの分泌量が増えるわけではありませんから、くれぐれも勘違いしないようにしましょう。これこそ、無駄な努力という以外のなにものでもありません。
【適度なオナ禁はプラスの効果あり!】
繰り返しになりますが、過度なオナニーは、ジヒドロテストステロンの量を増やすだけなので控えるべきです。
精子を作るにしても多量の労力がかかるので体に毒です。
オナニーと血中テストステロン濃度を調べた論文がありますが、それによるとオナ禁して一週間経過すると血中テストステロン濃度はピークに達します。
論文の結果の数値を見ると、オナ禁初日で血中テストステロン濃度は374ng/dL、オナ禁7日目では524ng/dLと初日と比較して45%もの上昇が見られます。
つまり、科学的な見地からオナ禁は7日程度がもっとも効果があるということになるのです。
逆に7日以上のオナ禁については、テストステロンの血中濃度からみてほとんど意味がありません。
なにより、生殖機能が低下してしまいますので、短期のオナ禁を推奨します。
[正しいオナ禁]
正しいオナ禁は、3日~7日間のオナ禁がテストステロンの分泌量などから考えて適切なようです。
1年も2年もオナ禁すると、男性生殖器の機能が退化してしまいますので、長期のオナ禁をおすすめすることはできません。
ちなみに、3日間のオナ禁で精巣の中は精子でパンパンになっている状態です。
とにかく、7日間以上のオナ禁は意味がありませんので、オナニーは定期的に行うことが重要です。
仮に、7日以上オナ禁した上で女性とセックスした場合、今度は早漏に悩まされてしまう可能性が高くなります。
早漏は非常に気まずいものです。
女性に「早い」なんて言われてしまった日には、二度とセックスなんてするものかと思います。
過度なオナ禁、過度なオナニーは害悪です。嘘や噂に惑わされずに、あなたの目的に合ったオナ禁を実行しましょう。
[オナ禁とペニスサイズについて]
オナ禁すると、ペニスサイズがアップするというメリットがあります。
しかしデメリットに、オナ禁をするとペニスサイズが小さくなると、矛盾する2つの事象を記載されています。
まず、結論からいえば、オナ禁するとペニスサイズが大きくなるというのは真っ赤な嘘です。
前述しましたが、オナ禁してもペニスサイズは大きくなりません。
むしろ、勃起時のペニスサイズが小さくなる可能性があります。
勃起時のペニスが小さいと自信が持てず、女性にあまりペニスを見られたくありませんよね。
実際のところは、適度なオナニー習慣がある方がペニスは大きくなります。
とても大事なので繰り返しますが、過度なオナ禁というのは害悪です。
精子で精巣がいっぱいになる3日から血中テストステロン値が最大値になる7日間、つまり、最低3日~最長7日間のオナ禁は健康的ですが、それ以下の過度のオナニー、それ以上の長期のオナ禁は害悪という点も、前項で既に述べました。
ではなぜ、勃起時のペニスサイズが小さくなる可能性があるのかといえば、勃起する時ペニスの血管は一酸化窒素により拡張されます。
また環状グアノシン一リン酸(Cyclic guanosine monophosphate、cGMP)により海綿体平滑筋が弛緩しペニスに血液が大量に流れ込んで勃起します。
何度も同じ水風船に水をいれて膨らませていると、徐々に水風船の中に入る水の量が増えていきますよね?
ペニスも似たような理由で一切勃起させないよりは、適度に勃起させたほうが、オナ禁している人よりもペニスサイズは増大します。
話がオナ禁から逸れますが、ペニスサイズをさらにアップさせたいのであれば、L-アルギニンやL-シトルリンが配合されたペニス増大サプリや精力増強系の強壮剤の摂取が望ましいでしょう。
L-アルギニンとL-シトルリンは、体内に入ると環状グアノシン一リン酸の原料となり、血管の拡張を促す一酸化窒素に分解されます。
また、一酸化窒素は体中の血管の柔軟性をアップさせる効果があります。
また、L-アルギニンは多くの精力剤に含まれている有名な成分ですが、L-シトルリンは2007年に医薬品指定から解除されたものです。
L-シトルリンは体内に入ると、L-アルギニンに分解されます。
分解されてできたL-アルギニンは尿素回路でL-シトルリンと一酸化窒素に分解されます。
そして、また出来たL-シトルリンがさらにL-アルギニンに分解されるというサイクルを繰り返します。
L-アルギニンだけを摂取した場合は、アルギナーゼと呼ばれる酵素によりその多くが分解されてしまうのですが、L-シトルリンと一緒に摂取することにより、L-シトルリンがアルギナーゼの働きを抑制するので、 L-アルギニンを単体で摂取したときよりも、効果的にL-アルギニンを摂取することができるのです。
またL-アルギニンは男性ホルモンの一種である
テストステロンの分泌量を促す効果もあるので、オナ禁してペニス増大を狙うよりはL-アルギニンやL-シトルリンが含まれた、精力増強サプリやペニス増大サプリを摂取したほうが効果があります。
もちろん、L-アルギニンやL-シトルリンだけでなく、複数のビタミンや亜鉛などのような必須ミネラルが含まれている精力増強サプリやペニス増大サプリがいいでしょう。
なぜなら、特に亜鉛に関しては体中にある300以上の酵素の働きをサポートする作用があります。
直接ペニス増大の効果はありませんが、間接的にペニスを増大させる効果が期待できます。
せっかく摂取したL-アルギニンとL-シトルリンも、ビタミンや亜鉛が不足していれば満足に吸収されないので、どのような栄養素が含まれているのかしっかり確認して、精力増強サプリやペニス増大サプリを購入するようにしましょう。
これに関しては、購入前に見極める予備知識が必要です。
長くなりましたので、別記事にて解説しましたので、併せてご覧下さい。
⇒検証!効果のあるペニス増大サプリと効かないサプリの比較基準を暴露!
ペニス増大サプリは勃起持続力アップなどの精力増強効果もあり、一石二鳥の効果を得ることができるでしょう。
ちなみに、ペニスが硬く勃起し、ペニスサイズがアップすると、ペニスの感度は鈍くなります。
結果として早漏の方は早漏改善もするという、棚ボタ効果も得ることができます。
また、ペニスの勃起力維持も容易になりますので、中折れも防ぐことが可能です。
粗悪品でない、良質なペニス増大サプリを使用すれば、一石二鳥どころか、一石三鳥、一石四鳥の効果も期待できるのです。
オナ禁の効果【まとめ】
一般的にオナ禁のメリットとして挙げられているのが、
・肌が綺麗になる。
・睡眠時間が少なくても大丈夫になる。
・朝の目覚めがよくなる。
・抜け毛が減る、はげにくくなる。
・ヒゲが薄くなる。
・ニキビが改善する。
・ペニスが大きくなる
これらになります。
ただ、これらのメリットはオナ禁をするから得ることの出来た効果とは言い難いものです。
つまり、これらのメリットはすべて間違いと考えていいでしょう。
もちろん、カンがさえてくる、スーパーサイヤ人ゴット状態になるなんていうのは論外です。
オナ禁に関するメリットは、オナニーのオカズ探しのために使用していた時間を別のことに使うことが出来る、遅漏の改善効果を期待することができる点にあります。
遅漏に関しては女性から嫌われるものですが、それ以上に自身がつらくなります。
遅漏は過度なオナニー習慣が原因で起こることであり、その改善のためにオナ禁をするのはメリットがあります。
それ以外のメリットは、プラシーボ効果だけです。
つまり、オナ禁したからそんな風になったような気がするレベルであり、実際問題、オナ禁の直接の効果ではありません。
オナ禁のデメリットは、
・生殖機能が衰える。
・女性にもてなくなる
・体力が衰える
・男性的な魅力がなくなる
・早漏になる
・勃起時のペニスが小さくなる
・男性更年期障害となる
長期間オナニーをしないと生殖機能に何らかの不具合が発生します。
また定期的に射精しなければ、男性ホルモンの中でもっとも重要な男性が男性らしくあるためのホルモンである、テストステロンの分泌量が減少してしまいます。
なぜなら、精力や性欲が衰えていくからです。
しかし、過度なオナニーのし過ぎも禁物です。
過度なオナニーも血中のテストステロン濃度が低下しますので、悪玉男性ホルモンのジヒドロテストステロンの量を増やす結果になってしまうでしょう。
では、正しいオナ禁は、3日~7日間が理想的であるといえます。
女性とセックスする予定があれば、3日前からオナ禁をしましょう。
そうすれば、射精時の快感は非常に高まります。
なぜなら、精子は3日で満杯になるからです。
そのため、大量の精液を一度に射精することができます。
そして、7日間オナ禁することで血中のテストステロンの量がピークを迎えます。
それ以上オナ禁しても意味がないので7日間の短期オナ禁がおすすめです。
また、オナ禁してもペニスサイズはアップしません。
ペニスサイズをアップさせるためには、適度なオナニー習慣とペニス増大サプリや精力サプリなどが有効です。
これらは薬ではありませんので、徐々に勃起時のペニスサイズのアップにつながります。
下手にオナ禁をすると、ペニスサイズがアップするどころか、男性生殖器が衰える事態につながりかねませんので、オナ禁は適度にするようにしましょう。
オナ禁したからといって、新しい能力に目覚めることは絶対にありません。
せいぜい、久しぶりに夢精する程度の効果がある程度です。
最後までお読み頂きありがとうございました。