バイアグラ・シアリス・レビトラの効果や違い、副作用~購入時の注意点まとめ
もしや最近、「思うように勃起しない・・・、もしかしたらED!?」と悩み、ED治療薬の使用を考えていませんか?
バイアグラなどのED治療薬を使用してみたいけど、副作用とかやはり心配だと思います。
あなたも、このページを見ることでこれらED治療薬の具体的効果や副作用、購入(個人輸入含む)時の注意点~等が全て分かります。
また、ED治療薬に頼らないEDの治療方法も紹介していきます。
かなり長い記事になりますが、この記事を最後まで読めば、「バイアグラ・シアリス・レビトラ」に関しては、「これだけ知っていれば十分!」と言って差し支えないでしょう。
また、ED治療薬に頼らない治療方法の項目では、身体に負担を掛けない方法を紹介していますので、「やっぱり自然な方法で勃起力を回復させたい・・・」と思うなら必ず読んでえください。
ED治療薬の知識はもちろんですが、根本的な正しい勃起力回復方法を知り、再び楽しいセックスライフを送れるようになれるといいですね!
[EDの原因は?]
目次
ED治療薬を紹介する前に、EDの原因を簡単に解説したいと思います。
EDの原因は、
・器質性ED
・心因性ED
この2種類あります。
器質性EDは、運動不足をはじめとした生活習慣の乱れが原因で血管の柔軟性がなくなるなどの肉体的問題により起こるEDです。
一方、心因性EDは自律神経失調症・うつ病、多大なるストレスが原因で起こる精神面が原因のEDです。
器質性EDと心因性EDの両方に、ED治療薬は改善効果を発揮します。
しかし、勃起力が回復するといっても、器質性EDと心因性EDの根本的な原因を取り除かないかぎり、EDを完治(根治)することはできません。
たとえば、心因性EDであればストレスを取り除いたり、専門のカウンセラーのカウンセリングを受けたりすることでEDの完治を目指すのが通常です。
[ED治療薬と勃起のメカニズム]
[勃起のメカニズム]
まず、男性のペニスはどのような仕組みで勃起するのかを紹介します。
ペニスに性的な刺激を与えられると、脳に性的な刺激が与えられているという情報が伝わります。
あるいは、アダルト動画を見たり彼女と一緒にいてエッチな雰囲気になったり、公園などでイチャつくカップルを見るなど、直接ペニスに性的な刺激がなくても、目や耳から入った情報によっても、性的な刺激が脳に伝われば同じことになります。
そして、脳が性的な刺激であると認めたら、ペニスに勃起するように命令を伝えるのです。
そうすると、血液中に血管を拡張する効果のある一酸化窒素が分泌されます。
内皮型一酸化窒素合成酵素が分泌されると「環状グアノシンーリン酸(cGMP)」という成分が生成されます。
ペニスはスポンジのような海綿体という組織によってできており、そこへ動脈から血液が流れ込んで勃起します。
勃起していないときのペニスは海綿体平滑筋という筋肉により動脈が圧迫され、同じく海綿体平滑筋により海綿体に血液が流れないようになっているのです。
この結果、ペニスは空気の抜けた風船のような状態になっているのです。
ただし、この状態の時、ペニスに通じる全ての血管が血流を止めるわけではありません。
あくまでも血流を止めるのは、勃起するために必要な海綿体の毛細血管に通じる血管だけで、通常ペニスを維持するために必要な栄養や酸素を送り込む血管だけは、普通に開いて血液が流れています。
そうしなければ、勃起しない限り血流が流れなかったらペニスは壊死してしまいます。
高齢になったりEDにより勃起がなくなった男性のペニスは、勃起に必要な毛細血管に通じる血管は塞がったままで、ペニスを維持するために必要な血管だけに血液が流れている状態です。
cGMPは、海綿体平滑筋という筋肉を弛緩させるため、ペニス内の動脈が拡張させます。
そうすると血液が大量にペニス内に流れ込み、海綿体に吸収されることにより勃起が起こるのです。
これが、勃起のメカニズムです。
しかし、ペニスが勃起すると動脈が圧迫されて一時的にペニスの血流がせき止められます。
この状態が長時間続くと、ペニスがうっ血して壊死してしまいますので、勃起状態を戻すためにcGMPを分解する酵素である5-ホスホジエステラーゼ(PDE-5)が分泌されます。
この結果、cGMPが分解されてペニスの海綿体平滑筋が元の状態に戻り、ペニス内に溜まっていた血液が自然にペニスから流れ出して勃起が収まるわけです。
EDの人は、cGMPを分解するPDE-5の働きの方が常に優位になっています。
つまり、性的刺激を受け、脳から勃起するように命令が下ったとしても、PDE-5のせいで分泌されるcGMPが即座に破壊されてしまい、血管が正常に拡張されなくなるわけです。
また、即座にCgmpが破壊されなくても、まだセックス中で勃起状態を続けたいのに、早々とPDE-5が分泌されてもEDとなってしまいます。
この場合のEDは「中折れ」と呼ばれる現象です。
そのため、中折れするようになったらすぐにED治療すべきなのですが、「今日は疲れてるから勃起力がないのだろう」といったように、EDを認めたくない心理が働いて放置することが多いようです。
すぐに手を打てば軽くて済んだかもしれないのに、放置したために回復が困難になるのは、他の病気と同じです。
[ED治療薬と勃起]
現在、医学的に効果が認められているED治療薬のすべてが、服用によりPDE-5の作用を阻害し、cGMPの働きを正常化して勃起をサポートする仕組みになっています。
つまり、ひと言で言えば勃起を邪魔する成分を排除して、勃起しやすい状態にしているということです。
そのため、ED治療薬というよりは、勃起補助薬と呼んだほうがピッタリくるかもしれません。
[日本で認可されているED治療薬について]
日本で現在、厚生労働省から認可を受けているED治療薬は3種類あります。
・バイアグラ
・レビトラ
・シアリス
この3つです。
バイアグラについては、すでに特許が切れています。
そのため、バイアグラは日本国内で正式にジェネリック医薬品(後発医薬品)を製造することが認められています。
ジェネリック医薬品の方が、先発医薬品であるバイアグラよりも安価な値段で購入することができます。
[バイアグラについて]
バイアグラは、世界で初めてEDの治療効果があると正式に認められた医薬品です。
1998年にアメリカでファイザー株式会社が製造販売を始めました。
バイアグラはアメリカの男性たちに夢の薬として非常に重宝され、その話題はすぐさま日本へ伝わりあっという間に広がりました。
日本では翌年の1999年に厚生労働省により許可を受け、ファイザー株式会社により販売が開始されました。
・25mg
・50mg
この2種類しか販売されていませんが、外国には100mgというのも存在します。
日本の場合、効果が薄ければ50mgが2錠処方されますので、高濃度のバイアグラを摂取したければ、100mgのバイアグラを購入しなくても問題はないでしょう。
バイアグラはED治療薬の原点であり、他のED治療薬が販売されている現在においても、その地名度や信頼性は高く、ED治療薬の代名詞のような存在です。
余談ですが、バイアグラの有効成分のシルデナフィルは、狭心症の薬としてイギリスで開発が進められていました。
しかし、臨床実験の段階で狭心症の薬としての効果はいまいちであり、試験は中止され回収されました。
ところが、治験者の中に、なぜか返却を渋る人が続出し、理由を尋ねたところ「EDが治った」というので、シルデナフィルはED治療薬へ転用され、世界で初めてのED治療薬であるバイアグラが誕生したのです。
├ [有効成分と効果時間について]
バイアグラの有効成分はシルデナフィルです。
シルデナフィルの効果は、PDE-5阻害効果であり、この結果として勃起しやすくなります。
効果時間については、服用後30分程度で勃起しやすいコンディションになります。
服用後1時間で効果はピークを迎えます。
そして、効果持続時間は4時間~5時間程度です。
このように、比較的即効性があるのが特徴です。
├ [服用方法と食事の影響]
バイアグラは、性行為の1時間前に飲む必要があります。
特に空腹時に飲むと吸収率がアップします。しかし、
もし、女性とのデートで食事をした後に性行為を考えているのであれば、食事の前に服用しておくほうが効果があります。
大人のデートにはアルコールは必須でしょう。
少量のアルコールなら精神安定作用があるので、バイアグラの効果を高めることができます。
そのため、たしなむ程度のアルコールであれば、バイアグラとの相乗効果により高い効果が望めそうです。
しかし、過度に飲酒してしまうとアルコールによって神経伝達機能がマヒするため、脳から「勃起しろ」という命令が適切にペニスに伝わらなくなります。
また、食事の後に服用するなら、2時間程度のインターバルを開けなければ、バイアグラの効果が出にくくなったり、効果持続時間が短くなってしまいます。
├ [1日の摂取量について]
1日1回決められた量しか服用してはいけません。
連続服用は厳禁です。
もともと心臓が弱かったり、心臓病の治療を受けている人は、服用には十分注意が必要です。
正常な人でも血圧低下などの症状を起こす可能性があるわけですから、なお一層気をつけなければなりません。
以前、お笑い芸人の方が、大量のバイアグラをアルコールと一緒にのみ昏倒した事件が起きていますので、服用のルールは厳守するようにしましょう。
100mg以上飲んだとしても、それ以上の効果が出ることはなく、逆に命を縮めるだけです。
├ [禁忌]
バイアグラを飲む際、
・一酸化窒素供与剤
・塩酸アミオダロン
を服用している場合は、バイアグラの効果により血圧が下がり過ぎてしまい、死亡する可能性がありますので注意しましょう。
硝酸剤には心臓の冠状動脈拡張効果があり、心筋への血液の流れを良くする作用があります。
同時に血圧を下げて心臓の負担を和らげる効果があるため、狭心症・心筋梗塞などの心臓の疾患に使用されます。
塩酸アミオダロンの循環器系疾患の治療に利用される薬です。
この薬は、もともと狭心症などの薬として開発されていますので、バイアグラと併用しますと失神したり生命に関わることもあります。
もともと狭心症の薬として開発されたものですから、心臓病の治療薬を飲んでる人が服用すると、似たような効能の薬を過剰摂取することになるわけです。
これが胃腸薬であれば、過剰に摂取しても下痢するくらいのことで済むかもしれませんが、場所が胃腸ではなく心臓なので軽くは済まないのです。
├ [副作用]
バイアグラは医薬品なので副作用があります。
・鼻血
・消化不良
・目の充血
・動悸
・色覚異常
・勃起持続症
・突発性難聴
・狭心症
副作用の中で「勃起持続症」「突発性難聴」「狭心症」はかなり重篤な副作用ですから油断はできません。
その他の副作用については、バイアグラを飲んだ場合、高い確率で起きる症状ですが、大した症状ではないのでバイアグラの効果が出てきたサイン程度と考えればいいでしょう。
勃起持続症は4時間以上ペニスが勃起した状態が続くものです。
ペニスの動脈が破裂して、大量の血液が海綿体に吸収されることで起きる症状です。
12時間~24時間以上、勃起した状態が続きますと、海綿体が再生不能のダメージを受けてしまうので勃起障害になる可能性があります。
├ [ジェネリック医薬品について]
バイアグラは、一般的にほかのED治療薬よりも安価で購入することができます。
それ以上に、バイアグラのジェネリック医薬品の方が安価な価格で購入することができます。
特に「トーワ」というジェネリック医薬品は、水なしで飲むことができる優れものです。
ジェネリック医薬品は先発医薬品の特許が切れ、同じ成分で同じ効能の薬を自由に製造できるようになった後発医薬品です。
同じ成分の先発医薬品で効能や副作用が確認されているため、後発医薬品では簡単な検査だけで認可されます。
先発医薬品では何年もかけて研究開発が必要でしたが、後発医薬品はそれに追随するだけなので、研究開発にあまり時間がかからない分だけ安くできるわけです。
しかし、先発医薬品と同じ成分でも、後発医薬品がまったく同じ効能というわけではありません。
どこか微妙な違いがあるもので、先発医薬品のバイアグラは効いたのに、ジェネリックだと効かないといったことも稀にはあるようです。
また、バイアグラに限らず通常の薬でも、ジェネリックを飲むと「効果は同じでもちょっと頭が重くなる・・・」といった、微妙な違いを感じることも少なくないようです。
[シアリス]
シアリスは現在、もっとも人気のあるED治療薬です。
2002年10月に販売されて以来、世界100か国以上で販売されている人気商品です。
1,000万人の人々に愛用されており、ついに2013年には全世界シェア42%となりました。
現在、世界市場を席巻、全世界で第1位の人気を確立しています。
日本では2007年から販売が開始されており、人気を集めています。
日本で流通しているのは、
・10mg(効果持続時間:24時間~30時間)
・20mg(効果持続時間:30時間~36時間)
この3種類です。
症状により適切な量を選ぶようにしましょう。
適量以上飲んだからといって、高い効果が期待できるわけではありません。
また、50mg・100mgは存在していません。
50mg・100mgと記載されていたら100%偽物ですから、覚えておくといいでしょう。
シアリスの人気の理由は、バイアグラやレビトラとは異なり、効果が持続する時間が最大36時間もあるからです。
つまり、金曜の夜に飲めば日曜日まで効果が続くので、バイアグラやレビトラと比べ余裕を持った性行為をすることが可能になるのです。
├ [有効成分と効果時間]
シアリスの有効成分のタダラフィルは、PDE-5酵素の働きを阻害します。
また、タダラフィルは、ブロック状の分子構造をしているので、体内に吸収されるまでの時間がかかる反面、効果持続時間がほかのED治療薬と比較すると段違いに長くなります。
そのため即効性はありませんが、遅効性があることになります。
服用後3時間程度で効果があらわれ、勃起しやすいコンディションになります。
その後、最大36時間は勃起しやすいコンディションを保つことができます。
├ [服用方法と食事の影響]
遅効性のため、効果が出るまで3時間程度の時間が必要です。
そのため、性行為をする3時間くらい前に服用するといいでしょう。
その後、最大36時間効果が持続しますので、夜に性行為をしたいのであればその日の朝に飲んでおいても問題はありません。
ただし、食事の影響はある程度受けるようです。
そのためなるべく空腹時に服用するのがいいでしょう。
ただ、食事をしたとしてもバイアグラやレビトラと比べると影響が少なく、700Kcal~800Kcalくらいの標準的な食事量であれば、それほど影響は受けません。
700Kcal~800Kcalといってもわかりにくいですが、要するに少しお腹を満たす程度の食事なら影響がなく、腹いっぱい食べなければいいと言うことです。
もちろん、空腹時に飲んだ時と比べれば、効果に差が出てしまうので、全く食事の影響を受けないということはありません。
服用後に食事をする場合、服用してからすぐに食事をしてしまえば、食事の影響を受けて有効成分の吸収が遅くなり、効果が表れるまでの時間が少し長くなる可能性があります。
服用後に食事をするのであれば、30分以上のインターバルをおいてからにしたほうがいいでしょう。
また、グレープフルーツに含まれるフラノクマリンという成分は、有効成分に干渉してしまい、シアリスの成分が体外に排出されるのを阻害します。
その結果、シアリスの有効成分であるタダラフィルが体内に残留し続けることにより、副作用をはじめ悪影響が出るおそれがありますので、グレープフルーツには注意をしましょう。
ちなみに、通常の血圧を下げる薬もグレープフルーツとの併飲が禁止されています。
グレープフルーツには、血圧を下げる薬の効き目を強くする成分があり、必要以上に血圧が下がるので、一緒に飲むのは危険です。
アルコールについては、ほかのED治療薬と同様、少量のアルコールならリラックス効果があり、シアリスとの相乗効果を期待することができます。
しかし、過度な飲酒は神経伝達をマヒさせてしまい、脳からの勃起命令がうまく伝達されず効果があらわれにくくなります。
├ [禁忌]
・硝酸剤(ニトログリセリンなど)
・一酸化窒素供与剤
・塩酸アミオダロン
との併用は禁忌とされています。
硝酸剤との相乗効果で血圧が低下してしまう可能性があります。
また、失神を起こし最悪の場合死亡する可能性もありますので、十分注意をしましょう。
├ [副作用]
シアリスの副作用は、
・ほてり
・消化不良
・背部痛
・鼻詰まり
・眼痛
・結膜炎
・色覚異常
頭痛、ほてり、消化不良はよく確認される症状であり、背部痛、鼻詰まり、眼痛、結膜炎、色覚異常も確認されていますが大した症状ではありません。
シアリスも薬ですから当然副作用があります。
しかし、バイアグラやレビトラと比較すると、副作用が起きるのは服用者の3割ほどです。
なぜ、ほかのED治療薬より副作用が起きる割合が低いかといいますと、遅効性であるからでしょう。
遅効性なので、体に有効成分がじっくりと馴染むので副作用があらわれ難いと考えられています。
├ [ジェネリック医薬品]
ジェネリック医薬品を作るためには、先発薬品であるシアリスの用法特許と物質特許が満期で切れる必要があります。
これらの特許が切れるまでに20年かかるため、日本ではシアリスのジェネリック医薬品はまだ販売されていません。
つまり、シアリスが販売されてまだ20年たっていないということです。
しかし、インドはジェネリック医薬品の国際条約に準拠していないので、インド国内であれば、シアリスのジェネリック医薬品を製造することが可能です。
インド製のシアリスのジェネリック医薬品として、
・メガリス
・タダシップ
などがあります。
もしこれらのジェネリック製品を入手したければ、個人輸入代行業者を使う方法があります。
しかし、副作用などがはっきりしないので、やめておいたほうが無難でしょう。
また、海外ではこれらの医薬品の偽物が横行しています。
個人輸入代行では、依頼者が輸入したい商品を指定して依頼するため、その段階で偽物と知らずにオーダーしてしまうと、届いた商品が偽物とわかっても、個人輸入代行業者は指定された商品を間違いなく輸入して届けているため、一切責任はありません。
このように、個人輸入代行はすべて依頼者の責任になりますので、その点は十分注意したほうがいいでしょう。
[レビトラ]
バイアグラとシアリスの陰に隠れてしまいがちのED治療薬です。
2003年にドイツのバイエル社にて製造販売され、翌年の2004年に厚生労働省に正式に認可され日本での販売が開始されました。
パッケージには炎のマークが描かれていますが、これはマッチをイメージしたものです。
「マッチのようにすぐに火がつく」ということで、即効性があることを意味したマークです。
バイアグラの効果は、食事に大きく影響を受けてしまいますが、レビトラはバイアグラと比較すると食事による影響は受けにくいようです。
バイアグラの問題点を解決したED治療薬ともいえますが、あくまで食事の影響を受けにくくなるだけであり、一切、食事の影響を受けないということはありませんので注意しましょう。
日本では、
・10mg(効果持続時間:5時間~6時間)
・20mg(効果持続時間:8時間~10時間)
この3種類が認められています。
しかし、5mgは効果持続時間が短いので取り扱う医療機関は少ないようです。
20mgから飲み始めてしまうと、すぐ体が薬に慣れてしまうので、10mgから飲み始めるのが良いでしょう。
├[有効成分と効果時間]
有効成分はバルデナフィルというものです。
PDE-5という勃起を抑制する酵素の働きを阻害する効果があります。
効果時間は、服用後20分で勃起しやすいコンディションになります。
服用から40分~50分程度でピークを迎えます。
その後、5時間~10時間程度の効果持続時間があります。
水に溶けやすい性質があるため、最高血中濃度に達するまでの時間が短く、結果として即効性があり、ED治療薬の中でもっとも早く効果があらわれます。
├ [服用方法と食事の影響]
性行為の1時間前に飲むのが、服用方法としてはベストタイミングです。
食事の影響は少ないのですが、全く受けないわけではありません。
そのため、効果を最大限に引き出すためには空腹時に服用するのがいいでしょう。
食事の影響についてですが、700Kcal未満の食事(成人男性の標準的食事量)では、効果が左右されることはないようです。
しかしながら、胃の中に食べ物があれば吸収率に影響が出るため、薬の成分を100%吸収するのに時間がかかり過ぎ、結果として効果があらわれるまでの時間がかかってしまったり、効果自体が弱くなったりする可能性があります。
アルコールについては、少量であれば精神安定効果を持っていますのでレビトラとの相乗効果を期待することができます。
そのため、少量のアルコールなら飲んでもいいでしょう。
しかし、過度に飲酒してしまうと、神経伝達がマヒしてしまい効果があらわれ難くなります。
また、こちらもシアリス同様グレープフルーツを食べる際には注意が必要です。
柑橘類の中で特にグレープフルーツには、フラノクマリンという成分が含まれています。
これは、薬に干渉して吸収率を高めてしまうため、レビトラの効果が強く出過ぎてしまうのです。
そのため、副作用が強くなるおそれがあるため注意が必要です。
グレープフルーツの成分によって効果が強くなるなら、一見いいことのように思ってしまいますが、問題なのは副作用も強くなるという点です。
本来、どんな薬でも最大に効果を引き出したいので、なるべく高い効果が出るように考えて作られています。
しかし、高い効果を出すと副作用も強くなるというジレンマがあります。
そこは本当に微妙なバランスです。
しかし、グレープフルーツを食べたり飲んだりすると、そのバランスが一気に壊れて強い副作用が出てしまうわけです。
グレープフルーツによって強い効果も出ているはずですが、それよりも強い副作用の方が強烈で、結果として大変な状況になってしまうということです。
├ [禁忌]
レビトラを服用する際は、
・一酸化窒素供与剤
・塩酸アミオダロン
との併用は禁忌とされています。
硝酸剤などと同時に服用してしまうと相乗効果により血圧低下などの原因になります。
塩酸アミオダロンとの併用の場合、失神を起こし命に係わることがあります。
├ [副作用]
レビトラの副作用は、
・目の充血
・頭痛
・動悸
・鼻詰まり
・消化不良
・光に対する過敏症
・下痢
・背部痛
このような副作用が確認されています。
いずれも大した症状ではなく、これらの症状が出たら、レビトラが効いてきたと思えばいいでしょう。
顔のほてり、目の充血、頭痛、動機、鼻詰まりなどはレビトラの効果があらわれるときの目安になるほど頻繁に起こる副作用です。
問題は頭痛ですが、頭痛の場合は市販の頭痛薬を飲むことで回復します。
消化不良、光りに対する過敏症、下痢、背部痛などは確認されている症状ですが、前述の顔のほてりなどより発生頻度は少ないようです。
├ [ジェネリック医薬品について]
ジェネリック医薬品を作るためには、先発薬品であるレビトラの用法特許と物質特許が満期で切れる必要があります。
20年でこれらの特許が切れますが、日本ではレビトラのジェネリック医薬品はまだ販売されていません。
しかし、これもシアリス同様、インドはジェネリック医薬品の国際条約に準拠していないため、インド国内であれば、レビトラのジェネリック医薬品を製造することが可能です。
・バリフ
・ジェビトラ
などが、あります。
ただし、インド製のジェネリック医薬品には発がん性物質が含有していて問題になったことがあります。
また、許可を受けた薬剤ではありませんので、効果や安全性についての保証はありません。
前述したように、日本で販売されていない医薬品を入手したいなら個人輸入代行業者を利用する方法がありますが、個人輸入代行のリスクも前述のようにある上に、医薬品自体の安全性にも問題があります。
日本では医薬品の製造には原料の仕入れ段階から厳しいチェックが入りますが、海外では国によって審査基準が違うため、どこまで信用していいのかわからないのが現状です。
日本は世界的に見ても医薬品に対して厳しすぎるくらいのチェックをしていますので、それと比べると海外のほうが審査が甘いのは間違いないでしょう。
中身がよくわからないものを飲むほど危険なことはありません。
これらのジェネリック医薬品を入手する方法はあるものの、あまりオススメすることは出来ません。
[ED治療薬を入手/購入する方法]
日本では医療機関にかかり医師から処方箋をもらい、手に入れるのが正規の方法です。
医療機関以外が通信販売などで販売をしている場合は違法業者です。
しかし、ネットを利用した個人輸入代行業者というものも存在します。
個人輸入代行業者は海外から輸入してED治療薬を販売します。
この場合、国内法適用外になりますので、利用したとしても法律で罰せられることはありません。
個人輸入代行業者は「シアリス」のような非常に人気のあるED治療薬の場合、偽物を本物と偽って販売したり、日本では未承認のジェネリック医薬品を販売したりしています。
日本未承認のジェネリック医薬品の場合、国内未承認もしくは発がんする可能性があるとして禁止されている添加物が含まれている可能性もあります。
個人輸入代行業者からの購入は命がけであると断言しておきます。
あなたは、命を削ってまで勃起したいですか?
本来、日本で許可になっていない薬は絶対に輸入することは出来ないのです。(当たり前ですが)
しかし、個人的に「どうしてもこの薬が欲しい」という人のために、特例として個人使用に限り認められているのが個人輸入による医薬品の入手です。
[ED治療薬を使用しない方がいいケース]
ED治療薬自体は心臓に負担をかける成分は含有されていませんので、心臓に何かしら作用することはありません。
しかし、1時間の性行為は30分間のジョギングと同等の運動量があるとされている激しい有酸素運動になりますので、血圧や心拍が上昇します。
体中の血液循環能力が向上している状態で激しい運動をすると心臓に多大な負担がかかるのです。
つまり、肉体的に性行為が可能な場合は、ED治療薬を使用しても問題ないのです。
それが不可能な肉体の場合、心臓に負荷をかけてしまう可能性があり、寿命を縮めます。
また、禁忌とされている薬を飲まなければならない人もED治療薬は使用しない方がいいでしょう。
最悪、死亡する可能性があります。
[ED治療薬が効かないケース]
ED治療薬を飲んだとしても、効果を発揮しない場合があります。
・老化に伴う性的欲求の低下
・うつ病
・うつ病の治療薬を飲んでいる場合
・老化に伴う神経障害
・血管の機能低下(動脈硬化など)
・高血圧
・肥満
以上の場合、効果を発揮しません。
老化に伴う性的欲求の低下は、老化することにより異性に興味を持てなくなる状態です。
ED治療薬は勃起の補助をするだけの薬なので、精力が衰え、異性に性的興奮を覚えなければ勃起することはありません。
うつ病の場合も性的欲求がわきませんので、ED治療薬を服用したからといって勃起するとは限りません。
神経障害ですが、勃起の命令は脳からペニスへ伝わります。
そのため、糖尿病が原因の神経障害を患わっていれば、神経伝達回路が上手く作動せず、ED治療薬をいくら服用しても勃起をすることはありません。
血液循環が悪化、血管の柔軟性がない場合、ED治療薬を利用してもペニスへ血液が流れ込みにくくなります。
そのため、硬く勃起しませんし、持続力がなくなり中折れをすることになります。
そして、肥満ですが、太っているということは、それだけ体の体積が大きいということです。
そのため、一般人が飲むED治療薬の量では、効果が足らないというケースがあります。
[ED治療薬の誤解]
ED治療薬の誤解されている部分ですが、ED治療薬を飲んだからといって100%の方が勃起するとは限りません。
ED治療薬には、媚薬のように催淫効果があるわけではありません。
ED治療薬を飲んだからといってムラムラしてくるということは一切ありません。
また、精力剤のような効果を期待する方もいますが、ED治療薬はあくまでもPDE-5を阻害する薬ですから、精力増強効果というのもありません。
1日に何回も同じアダルト動画を見ていれば、その内、見慣れてしまい、初めて視たときと比べ勃起力が低下する現象と同じです。
つまり、ED治療薬とはPDE-5阻害剤であり、勃起をするためには、性的な刺激に興奮することのできる、精力と呼ばれるものが必要不可欠になります。
[ED治療薬が使用できない場合]
ED治療薬が使用できない場合、ED治療薬が効かないケースは、性行為を諦めるしかないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。精力回復効果のあるサプリメントを利用すれば、ED治療薬を利用せずとも、EDが回復する可能性があります。
精力サプリとは、精力増強効果のあるサプリメントです。
また、精力サプリはあくまでも健康補助食品になりますので、ED治療薬のように副作用というのが一切ありません。
もちろん、1日に1ヶ月分の精力サプリを飲んでしまったら腹痛などになりますが、ED治療薬のように命に係わるということはありません。
たとえば、血管の機能低下(動脈硬化など)の場合ですが、精力サプリに含まれるL-シトルリン、L-アルギニンには血管の拡張作用および柔軟性の回復効果があります。
そのため、性行為を血圧や脈拍の関係で諦めるしかなかった人であっても、血圧正常化させる効果があります。
ED治療薬に頼っていたら諦めるしかなかった性行為を楽しむことができます。
また、基礎代謝をアップさせますので肥満予防にも効果を発揮します。
老化に伴う性的欲求の低下についても、精力サプリに含まれる栄養素を摂取することで、男性ホルモンの分泌量の減少を抑制することができますので、老いてもなお若々しく異性に興奮することが可能です。
ED治療薬とは結局のところ、使用者に性欲や精力がなければ、いくら飲んだとしても勃起しないのです。
やはり、ED治療薬に依存したセックスでは、どうしても効果持続時間が気になり、自信のあるセックスというのはできません……。
もっと言えば、ED治療薬が無ければ性行為もできなくなってしまいます。
これらの点を全て総合すると、リスクやデメリットの多いED治療薬よりは、多少時間が掛かっても、規則正しい生活と精力・勃起力回復効果のあるサプリで、身体の中から自然回復⇒男性が本来当たり前に持っている勃起力を回復させる~というのが、最もオススメです。
ただし、やはり精力サプリの中にも、先述した個人輸入代行業者のような、効果がない、中身がほぼ添加物ばかりのスカスカのサプリを、さも優良な精力サプリとして売りつける悪徳業者が無数に存在します。
そこで、当サイトでは、それらの粗悪品を調査分析~着実に効果の見込める精力サプリのみ厳選⇒ランキング形式にまとめました。
ED治療薬に頼らない、自然な精力回復を目指すなら、必ず役に立ちますのでご参考下さい。