精力・勃起力の増強方法5選【50代以上精力回復法まとめ】
50代にもなりますとさすがに、「最近精力が減退してるし勃起力も落ちて来たなぁ・・・」「手頃な精力剤でも試してみようか・・・」などと悩んでいる人も多いことでしょう。
男性は20~30代をピークにして、男性ホルモンの中のテストステロンの分泌量が減少していきます。
そのため、加齢とともに男性らしい肉体を維持するのが難しくなります。
10代や20代の頃は、どんなに暴飲暴食をしても太らなかったという方でも、30代以降は暴飲暴食をしたら内臓脂肪が溜まり、尿酸値が上がり、血中コレステロール値や血糖値などが、以前のように下がらなくなります。
体を男性らしくするホルモンであるテストステロンは、20代をピークに減少するのですが、これはきちんと対処すれば十分に防ぐことが可能です。
たとえば、70代になったとしても、テストステロンの分泌量を増強してあげる事ができれば、男性機能は維持されセックスが可能なのです。
こんな話を聞くと、「あり得ない」「自分には無理だ・・・」などと思う人もいるかもしれません。
しかし、最近では老人ホームでもセックスする高齢者がいますから、列記とした事実です。
つまり、
逆に言うと、もしあなたが既に、精力回復・増強のための何らかの行動を起こしているにもかかわらず、目立った成果が出ていないと感じるなら、それはあなたの体質が原因というよりは「単に方法が間違っているだけ」の可能性が非常に高いのです。
繰り返しますが、正しい情報を実践しない限り、精力勃起力の回復は望めません。
そこでこの記事では、精力減退を感じる50代以上の男性が、昔の様な勃起力を回復したり、精力自体を増強するのに最も効果のある最適な方法を、厳選して紹介していきます。
方法はいくつかありますが、それぞれメリットとデメリットがありますので、正しい知識を身に着けて、あなたにとって最適な方法を見つけて下さい☆
もし、20代の頃のような勃起力を取り戻し、元気になって当時のようなセックスライフが満喫出来たら、とても楽しいと思いませんか?
【勃起力・精力増強とテストステロン】
目次
勃起力や精力の増強方法を詳細解説する前に、予備知識として重要な、「男性の精力とテストステロンの関係」について少し説明しましょう。
しかし、テストステロンの減少スピードには、個人差があります。
体質的なものというよりは生活習慣がその分泌量に大きな影響を与えています。
そのため、50代で勃起しなくなる人もいれば、70代でも異性に対して興奮することができる人もいるわけです。
また、テストステロンの減少が進むと、男性更年期障害という病気になるおそれがあります。
これはテストステロンの量が足りないために起きる病気で、一度発症してしまったら治りにくいものです。
特に仕事一辺倒の方は定年退職した後、何もする気が起きずぼんやりと過ごしてしまうのですが、それは男性更年期障害による影響かもしれないのです。
精力・勃起力を回復増強する方法_個別解説
【医薬品指定勃起薬による精力回復】
精力回復法の1つとして薬を使う方法があります。
それは勃起薬、バイアグラのようなED治療薬・強壮剤のようなものを使うわけです。
勃起薬として有名なバイアグラを使用すると、勃起を阻害する酵素PDE5の働きを抑える効果があるので、勃起時間を長く維持することができます。
勃起力や勃起の維持、硬さなどが20代の頃のようではないと悩んでいて、短期的に効果を得たいという方には、薬による精力回復も効果的です。
しかし、バイアグラなどの勃起・ED治療薬や強壮剤は、ペニスの勃起力を維持させる効果はあっても、性欲や精力が回復するものではありません。
これを端的に言うと、バイアグラなどは勃起状態を維持するだけであり、性欲や精力がすでに尽きている場合、薬を飲んだとしても勃起することはありません。
たとえ勃起しても、20代の頃のような性生活を楽しみたいという性欲が出てこなければ、本当の意味での精力の回復とはいえません。
つまり勃起薬は「精力があるのにペニスの反応が鈍い」という人が使用すると効果があります。
しかし「精力がすでに衰えている状態で使用しても意味がない」のです。その上、薬を飲んでも無条件で勃起するわけではないので、期待して飲んだら精神的なダメージが大きくなるかもしれません。「本当にもう使い物にならないのか・・・」と悲しくなるかもしれません。
繰り返しになりますが、これらの薬を飲み続けたからといって精力や勃起力自体が回復するものではありません。
バイアグラは元々心臓の薬ですから、心臓に疾患を抱えている人が使用すると、寿命を縮めることになるかもしれません。
バイアグラの一息雑学
_________________________
ちなみに、バイアグラは最初は心臓疾患薬として開発されましたが、治験の際に被験者に渡したバイアグラを、返そうとしない人が多いので理由を聞いたところ、勃起促進効果があるので、みんな手放したくなかったことがわかりました。
このことから、バイアグラは勃起促進薬として脚光を浴びることになったのです。
もともと心臓疾患薬だったのに、心臓が悪い人は服用を控えなければならないのは、皮肉な結果というほかありません。
バイアグラに勃起促進効果があるのを発見したのはルイ・イグナロ博士です。
イグナロ博士は一酸化窒素が血管を拡張することを発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
一酸化窒素は血管の内皮細胞から出てくるのですが、どうして血管内の一酸化窒素が増えるのかわかっていませんでした。
しかし最近では、指を揉んだりほぐしたりして血管を刺激すると、一酸化窒素が増えることが解明されています。
具体的に言うと、寒い日に手を揉んだりしますが、こうすると皮膚の下の動脈が刺激されて一酸化窒素が生成され、血管が拡張して血流がよくなるために、手を揉むと暖かくなるのです。
つまり、人は一酸化窒素のことなど何も知らなくても、生活の知恵で手を揉むと暖かくなることを知っていたわけですね。
ちなみに、一酸化窒素は体に炎症が起きたときも生成されます。しかし、この場合の一酸化窒素は遺伝子を傷つけてしまいます。
血管内で生成される一酸化窒素だけが、血液をサラサラにして血管を拡張し、血圧を下げて体の健康を維持してくれるのです。
もちろん、血管が拡張すればペニスの毛細血管に大量の血液が流れ込んで、勃起作用が起こります。
同じ一酸化窒素でも、体にとって正反対の反応をするのは興味深いですね。
_________________________
いずれにせよ、バイアグラに代表される勃起薬は、腎臓や肝臓へのダメージも考慮する必要があり、個人的な判断で使用するのは危険です。非常に手軽で便利ですが、使用法を誤れば死に至る可能性もあるのです。
一時的なカンフル剤的な効能しかない上に、医薬品指定の製品であるために副作用が懸念されるのもデメリットといえるでしょう。
そのため、安易に使用する事はオススメ出来ません。
自己判断で服用しないで、必ず医師に相談しましょう。
【テストステロン補充療法】
前述しましたように、テストステロンが減少すると「男性更年期障害」という病気になる可能性があります。男性ホルモンは減少の一途をたどりますので改善が難しい病気です。
この男性更年期障害の治療法として、テストステロンを注入する方法があります。
その効果の中に、朝の勃起の復活、精力向上、勃起力回復、筋力のアップなどがあります。
テストステロン療法は、筋肉注射という形でテストステロンを1回125mg注入し、2週毎に症状を見ながらテストステロンの量を増やしていくというものです。
効果は2週間程度持続しますので、その間は若々しく過ごすことが出来ますが、補充を止めてしまうと、精力はもとに戻ってしまいます。
ただし、副作用があるので注意が必要です。
多血症や前立腺がん、肝臓がんが増大する可能性があることが懸念されているのです。
結局のところ、このテストステロン療法は男性更年期障害という病気の治療法であり、精力を回復させたり増強するための治療法ではありません。
男性更年期障害についてはまだまだ認知されていない病気なので、うつ病やその他の病気の派生症状と間違われ、男性更年期障害とわからないケースも少なくありません。
当記事のテーマである「中高年の男性が精力・勃起力を回復・増強させる」については、あくまで副作用の無い、自然な方法を紹介したいと思っています。
そこで、ここからの章は、そうした副作用の無い「自然な精力・勃起力の回復方法」について見て行きましょう。
【食事療法】
精力が衰えるのは、男性ホルモンの分泌量が減るからです。
男性ホルモンの分泌量を増やすには、男性ホルモンを体内で生成することが必要です。
食べ物などには男性ホルモンは含まれていませんので、男性ホルモンの原料になる食べものを食べるのが合理的な方法です。
つまり、偏った食生活をしているなら、まず食生活を改善するところから始めなければなりません。
食生活の改善とは、肉を中心とした欧米型の食生活をやめるということです。
理想を言えば日本食に切り替えるのがベストなのですが、今の時代、毎日朝昼晩とも日本食というわけにはいきません。
ですから、「できるだけ日本食を食べる機会を増やす」というのでもいいでしょう。
つまり、外で何か食べる場合はなるべく日本食にするとか、家で食事を作る際にも、何にしようか迷ったら日本食にするなど、できるだけ欧米型の食事を減らす工夫をすることです。
日本食は肉より魚を多く食べるし、炒めたり揚げたりするかわりに煮物にすることが多いのが特徴です。すべてヘルシーな食事が基本です。
また、朝昼晩の食事に気を配るだけではまだ不十分です。
食事を日本食に切り替えても、いわゆるジャンクフードをバリバリ食べているようでは意味がありません。
また、日本食といってもコンビニ弁当ではあまり感心しません。
できれば自分で材料を買うところから始めて、日本食の食事を増やすようにしたいものです。
そうすれば、3年くらいたった頃に、「何だか最近元気だな」というふうに、いつの間にか健康を取り戻せているはずです。
何でも自然が一番なのです。
ところで、日本食にはちょっとした誤解があるようです。
欧米型の肉を中心とした食事から魚中心に変える。こうすれば完全に日本食だと思っている人がいるようです。
現実に、「私は完全に日本食です」という人の食事を見ると、白米を食べている人が案外多いのです。
日本食は日本古来からの食事という意味ですが、昔の日本人は白米ではなく玄米を食べていました。
そしてこれが、日本人の活力の源だったのです。
昔の武士は本当に強かったといいますが、その理由のひとつに、玄米を食べていたことが挙げられるでしょう。
日本人には武士道精神があるといいながら、相撲はモンゴル勢に押されているし、日本のお家芸であるはずの柔道もなかなか金メダルを取れません。
武士道の国日本がどうして武道で外国に勝てないのでしょうか?
もちろん要因は多岐に渡るでしょうが、その理由のひとつが、玄米を食べていないことにあるのでは?と筆者は推察します。
もちろん、この記事ですすめている日本食はそこまで本格的でなくてもかまいませんが、本当の日本食は玄米食であることは、覚えておいて損はないでしょう。
特に、精力・勃起力の回復を目指す男性に、ぜひ摂ってもらいたい栄養素の1つに亜鉛があります。
亜鉛は、性に関する必須ミネラルです。男性に限らず女性にも必要なミネラルであり、人間の体内では生成することができないミネラルです。亜鉛が不足すると、男性の場合は精子の生成量が少なくなります。これらのことからアメリカでは亜鉛をセックスミネラルと呼びます。
亜鉛を多く含んだ食品には牡蠣などがあります。
他には血流促進効果が認められているシトルリン、そしてシトルリンと同時摂取で相乗効果を発揮するアルギニンは精液の80%を占める成分です。
(シトルリンを多く含む食品はメロン、アルギニンは大豆や高野豆腐、ゴマなどです)
その他必要な栄養としては、ビタミンB群などがあります。
ただ、これらの食べ物から精力回復に必要な栄養素を安定して摂取しようとすると、毎日同じものを食べ続けなければならなくなります。
さらに、亜鉛やシトルリン・アルギニンが含まれる食品のみを食べるだけではそれほど効果はありません。
つまり中高年の精力・勃起力回復には、亜鉛やシトルリン・アルギニンが含まれた食品を食べつつ、いつも通りの健康的な栄養バランスのとれた食生活を継続しなければならないのです。
これはつまり、「量に関しても大量に食べなければならない」という事です。
そのため、食生活の改善だけで精力を回復させようというのは、あまり現実的ではありません。
そして何より、改善効果が出てくるまでに、薬などと比べるとかなりの時間がかかってしまいます。
そこで、これらのデメリットを補完する最善の方法を次に紹介しましょう。
【精力・勃起力回復効果のあるサプリとは?】
サプリメントの中には、精力・勃起力の回復や増強を目的として製造されたものがあります。
サプリは医薬品ではなく健康補助食品ですので、安全な上に簡単に継続できるため、前述した食事療法の欠点を簡単に補えるので、非常に有効な方法と言えるでしょう。
精力回復・増強サプリには、血流改善に効果のあるL-シトルリンやL-アルギニン、前の章で紹介した亜鉛(ビール酵母)、男性ホルモンの量を増やすマカ、トンカットアリ等々、勃起力アップには欠かせない必須成分がふんだんに盛り込まれています。
前項の食事療法をより現実的にしたのが、こうした精力・勃起力回復サプリの定期摂取なのです。
例えば、亜鉛の1日に必要な量を摂取するには、牡蠣を毎日100グラム食べなければならないのです。
牡蠣100グラムなら、まだ現実的に可能かもしれませんが、シトルリンの必要な量を摂取しようとすると、毎日メロン1玉半を食べなくてはなりません。
そこで、精力サプリを毎食摂るだけで、精力回復を目指す上で足りない栄養素を、手軽に摂取することができます。
また、本物は高価で、購入しても不味くて摂りにくい、高麗ニンジンのエキスやマカエキスなどが含まれているものもあります。
ちなみに、高麗ニンジンが美味しく飲めるという白参の高麗ニンジン酒は、まるで泥水のような味がします。はっきりいって健康にいいから飲めと言われても、あまり飲みたくない味です。
その点サプリは飲むだけですから、味が苦手な食品が入っていても関係なく摂取できるのが大きなメリットです。
特に最近注目なのが、先にも触れた有効成分「L-シトルリン」を含んだサプリメントです。
ペニスの勃起の仕組みを簡単に解説しますと、陰茎の毛細血管の中に血液が流れ込み、海綿体が膨らんで勃起が起こります。
そして、このLーシトルリンの主な効果の1つが、この陰茎への血流促進効果なのです。
また他にも、疲労回復や滋養強壮、集中力アップ効果などがあり、精力・勃起力回復を謳うサプリメントには必須不可欠な成分です。
先に紹介したED治療薬や、塩酸ヨヒンビンなどを配合している勃起薬は、服用すると勃起力には即効性がある反面、必ず身体に何かしらの副作用をもたらします。
これらの副作用が懸念される製品に共通するのは、医薬品に指定されているということです。
対して「L-シトルリン」は、2007年までは医薬品指定を受けていました。その指定が解除された事で、健康食品であるサプリメントにも配合される様になった成分です。
医薬品指定を受けていた理由は、一定の効果・即効性があるからという点に他なりません。
つまり言い換えれば、
ただ問題点として、そうした必須の栄養成分が含まれていない偽物や粗悪品も、一部で流通していることが挙げられます。
そのため、こういったサプリを購入するなら、「配合成分を薄めたりごまかしたりしていないか?」等々、購入前には出来る限りチェックしたほうがいいのです。
※「L-シトルリン」を主成分とする勃起力回復・増強サプリの分析や解説は、↓下記の記事でも解説していますので、参考にして下さい。
サプリメントは医薬品ではありませんので、明らかな効果を体感出来るまでには少し時間がかかりますが、副作用の心配も無く、確実な精力と勃起力の回復効果に加えて、ペニス自体の増大効果も見込めますので、とてもオススメです。
【軽い運動】
若い頃の様な精力・勃起力を取り戻す方法の中で、食生活と同じくらい重要で、どうしても外せないのが、軽い運動です。
運動をすることで、男性ホルモンの分泌が促進されるようになります。
軽い有酸素運動、例えば、ジョギングなども精力・勃起力の回復には十分に効果があります。
下半身は第二の心臓ともいわれる部分なので、ここの筋肉を鍛えることで血行改善になり、血行が改善すれば勃起時に硬さがアップします。
筋トレといってもそれほどハードなトレーニングは必要なく、スクワットを10回1セット、朝昼晩と1日3回おこなえば、3ヶ月程度で効果が出てきます。
また、肛門を5秒締めて、5秒緩めるトレーニングを10回1セットとして、朝昼晩就寝前の4回おこなうのも効果があります。
確かに、軽い運動だけでも健康になるのですが、男性ホルモンを生成する食品などをあわせて摂取したほうが、精力回復には効果があります。
【※まとめ※結局どれがいいのか?】
・バイアグラなどに代表される薬
確かに勃起力がアップしますが、心臓にかかる負担を考えると、二の足を踏んでしまいます。
そもそもこれらのED治療薬は、根本的に精力が回復するわけではありません。
・テストステロン療法
楽に男性ホルモンを増やしたい方にはメリットがありますが、費用面や副作用面を考えるとあまりおすすめできません。
また、療法を中断してしまえば、もとに戻ってしまうというデメリットも見逃せません。
・精力、勃起力回復専用サプリ
こちらは精力、勃起力アップの効果が出るまでに少し時間がかかりますが、天然成分のみなので身体への負担や副作用がなく、また飲むだけなので継続しやすいというメリットがあります。
・食事療法
確かに、健康的な食生活は理想的ですが、食事から精力回復に必要な栄養素を摂取しようとするのは、とても現実的ではありません。
そして、軽い運動では健康を保つのに効果的です。
他の改善法とあわせておこなうと、さらに効果を発揮しますが、運動だけでは精力回復の効能はそれほどありません。
これらのことから、時間が掛かっても一定期間サプリを使用し続けることが、誰にでも確実に効果のある「精力・勃起力の回復法」と言えるでしょう。
【最後に】
サプリが効果的ということで紹介しましたが、50代以上の男性が、一時しのぎでない、継続した若々しい状態の精力まで回復させるには、多少時間がかかります。
しかし、千里の道も一歩からではありませんが、継続して続けることで、「いざ裸の女性を前にしても、若い時の様な勃起力も持続力も無い・・・」という悲惨な事態を避けられます。
一昔前と違い、今は50代以上になっても本当に若々しい方が多いです。
もちろんあなたも今からでもその仲間に入れます。
50代どころか60代でも遅いなどという事はありません。
ただしそれは、自分で健康管理をしっかり行い、適度に身体を動かしつつ、ここで紹介した方法を地道に実践出来る人のみです。
身体を動かせば活力が沸いて精力が増強するのは先に触れましたが、それに加えて、
天然成分由来のサプリで内から整えれば、あなたは本当に20代の頃と比べても何ら変わらない精力・勃起力を取り戻す事が出来るでしょ
う☆